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不安はなかったか
ありました。ありまくりました!(笑)
だって、独立なんて全く考えもしていなかったですし、別次元の方々の話だと思ってました。
風の噂で誰々が独立したなんて聞くと、すごいなぁと思い、他人事でした。
思い切れた理由
自分にとってなにが不安なのかを洗い出し、1つずつ検証をしました。
いわゆるリスク管理です。
私自身は考えたこと、感じたことを記載したいと思います。
自分が不安に感じていたこと
もし、仕事がなかったら…
家庭がある身ですので、仕事がない状況が続き、貯金がなくなってしまった時に、
お金ない。(・ω<) てへぺろ とは当然いきません。(笑)
今、エンジニア市場は末端の私が感じるほど人手不足です。
社内SEの時にはよくSESとして外部の方に支援頂いておりましたが、その時もなかなな人が見つからず、
スーパーマンというより、普通のエンジニアであれば合格という思いで、面談をしていました。
こちらが良いと思っても、条件面で断れるようなことも多かったです。
逆の立場になって考えると普通のエンジニアならば、採用してくれるということです。
(後に分かったことですが、この「普通」というエンジニアが以外と少なく、それですら武器になります)
最悪、ギリギリ食べていける単価に落とすことで対応しよう!くらいの気持ちでおりました。
今の所、杞憂でしたが。
安定の環境を手放して良いのか…
私は超大手ではないですが、一部上場の会社で、
そこそこのポジションとそこそこの評価をいただいてました。
未来も見据えられる面白い業種でしたので、
よほどのことがない限り、会社が潰れることもないと思います。
定年までそのポジションに居座り続けるというのも強くよぎりました。
幸か不幸か、担っているポジションの仕事の割合が運用:開発=7:3くらいで運用比率が高かったのですが、
運用を30年やるのは性格的に楽しさを見いだせず、転職を考え始めたタイミングでした。
決して運用作業が嫌いという訳ではなく、むしろ得意な分類でしたが、
会社方針・思想がかなり保守的でおそらく飽き始めていたのだと思います。
先の記事で新しいもの好きとしてましたが、
私は新しいものに挑戦して自分の知識とスキルの幅が広がるのが好きなのです。
そして私は自分に甘いので、自分の今の力でやりきれる環境で楽をしようとするだろうと分析しました。
どんだけ自分を信じてないんだよ!という感じですが(笑)
自分に厳しくなれる環境でかつ、 自分が楽しい・好きと感じれるように、
新しいことにチャレンジしてみるのが自分にとって一番なのではと考えました。
また、このまま運用をただ続けていて、もう少し年を取ってポイをされた時に
次の道が開けるかというリスクの方が大きいと判断しました。(後述)
ベテラン領域になったときに大丈夫か…
フリーランスを始めたとして、50、60歳の時に果たして市場価値があるのかと考えました。
これは会社員でも同じという結論を出しました。
今の魅力が少ない経歴で50歳を迎えるならば、
フリーランスとして自分の価値になる経歴を作ることこで、市場価値が出ると判断しました。
今は本当に会社員だからといって、安定ではないです。
下記の富士通社の事例のように「その時」というのは突然やってきます。
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富士通は近日中に発表する4月1日付の組織改編と人事異動について、このほど社内に通達した。複数の富士通関係者によれば、4月1日付の組織・人事の骨子は次の4点である。
下記が骨子のようですが、4がかなり重い内容になっています。
企業の評価は賛否あるかもしれませんが、日本を代表する大手の富士通社ですら、こういったことが発生します。
自分がこのような状況にあい、スキルや経験が薄いままに放り出されることを考えら、怖くないですか?
確定申告などの事務処理はできるか…
これは全く問題なかったです。
もともと、事務処理も含めてフルスタックエンジニア(全行程対応)をしていたので、
事務処理にあまり苦手意識はなかったです。
というよりも、気分転換にやるのが好きでしたw
私は会計ソフトにfreeeを利用しております。
大変優秀で、請求書の発行から確定申告までできてしまうので、これを秘書代わりすればなんら問題ないです。
実際に確定申告は楽ちんで問題なく完了しました。
こちらは別記事で改めてご紹介しようと思います。
自分で営業活動を行えるか…
SIer時代に、エンジニアとしてではありますが、半営業活動のようなことをしていたので、
営業活動の流れは把握していました。
そして、これはできる気がしなかったので、諦めました。w
自ら営業活動はせずとも自分を売ってくれるエージェントという仕組みをフル活用することにしていました。
エージェントはマージンを取られて自分の取り分が減ると言われ、毛嫌いする方もいますが、
私はお互いの利益のために利益最大化をはかる、すばらしい仕組みだと思っています。
自分の苦手なことで頭を悩ませて、本業がおろそかになってしまうのはあまりにもったいないので、
割り切ることにしています。
ただ、エージェントは本当にピンきりですので、可能な限り知り合いの紹介など、
失敗しないエージェント及び会社を選ぶ必要があります。
こちらの要望を全く聞かずにただの人身売買エージェントも多いですので、気をつけたいところです。
検証結果
フリーランスエンジニアになることに多少のリスクはあれど、
人生を揺るがすほどのリスクは存在しないと判断しました。
特にエンジニアは体と頭ひとつあればお仕事ができる、原価が全くかからない職業です。
脱サラをしてお店を始めたい!という挑戦に比べたら、
ずっと敷居は低いと思います。
エンジニアの方は一度はフリーランスになることを
本気で考えてみる価値は十分にあると思います。
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